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マンションの給湯器交換をしました(温水式浴暖や床暖はもう不要な方向け)。
今回はマンションのメーターボックスに設置されている給湯器の取替え事例です。比較的古くない分譲マンション(目安としては2,000年以降に建設された分譲マンション)の場合、ガス温水式の床暖房や浴暖システムが採用されていることが多いです。
ガス温水システムの仕組みとしては、ガス給湯器で作ったお湯を床暖房や浴室暖房に送り、循環することによって部屋や浴室を温めるというものです。
こういったガス製品は、電気式に比べて暖房性能や瞬発力が高く人気の商品ではあるものの、
「光熱費がかかるからほとんど使用しない」
「エアコンや換気扇で十分」
等の理由により、取替えの際にダウングレードをして取替え費用を下げたいというケースがたまにあります。今回は、ガス温水浴暖がついていたが使っていないのでダウンスケールしたい!というケースの施工事例を載せておりますので、ぜひ一度ご覧ください。
↓施工前
もともとついていた温水暖房対応品です。給湯器本体の左下に見えるグリーンの配管が、追い焚き配管と浴室暖房への温水配管です。
↓施工後
温水暖房が付いていない給湯器に取替えが完了しました。本体寸法が75㎝から60㎝に短くなりました。それによりガス配管や湯水の配管が短くて届かず、配管の延長が必要な場合があります。その場合は別途費用が掛かりますので、業者さんの事前現地調査の際によく確認していただく必要があります。
給湯器取替えの施工時間は2時間程度です。
給湯器本体の金額差が大きいため、総支払額を 2/3 程度に抑えることも可能です。
こちらの現場は、給湯器交換と同日に、ガス温水器浴暖を電気式換気扇に交換もしています。その施工事例は2024/8/31の記事に載せておりますので良ければご覧ください。https://inoue-works.com/531/