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ガス温水式浴暖→電気式換気扇に取替え
今回は、マンションの浴室暖房乾燥機の取替え事例をご紹介いたします。
今まではガス温水式の浴室暖房乾燥機が設置されていましたが、暖房機能も衣類乾燥機能も使用していないため、換気扇だけ使えればよいとという結論になりました。シンプルな換気扇であればかなり金額を抑えられますので、ぜひ参考にしてください。
↓本体 施工前
分譲マンションに設置されている昔の浴暖は、かなり大きなサイズです。これを外すと大きな天井開口部が現れますので、換気扇を設置するためにひと手間必要です。
↓本体 撤去後、天井パネル設置
本体撤去後、天井開口部に樹脂パネルを貼り付けます。中心の正方形の開口部は、新しい換気扇をはめ込むための開口部です。決められた寸法の穴をあらかじめ開口した状態で、天井に貼り付けます。
↓換気扇設置
天井裏に木下地を設置してから、パネルビス止めしてから本体を設置し、パネルの周りをコーキングします。
↓リモコン、スイッチ施工前
続いてリモコンの工事です。上の正方形のリモコンがガス浴暖用で、下の長方形のスイッチが浴室照明スイッチです。今後は浴暖のリモコンが不要となり、換気扇のスイッチが新たに必要となります。
↓リモコン、スイッチ施工後
この写真のように、浴暖用リモコンがあったところは、撤去後に目隠しプレートで塞ぎました。
照明スイッチは、換気扇と照明スイッチがセットになった商品があるので、それを選定しました。また換気扇はタイマー付きの方が使いやすいと思いますので、そのような商品を選定しました。
↓新しいスイッチ アップ写真
まとめ
作業時間は3時間程度で、設置した換気扇はパナソニックFY-24CPS8です。
2室換気タイプですので、1台で浴室と脱衣室の換気をしてくれる商品です。換気能力、作動音の度合い、費用 のバランスをみて商品を選定する必要があります。
また、電気工事・ガス工事・造作工事、と種類の異なる作業が必要なため、なるべく少ない人員で作業がまかなえる業者さんを選定することが、トータルの工事代金を抑える秘訣かと思いますので、数社見積りを取られるの良いと思います。
なお今回の現場は、給湯器も取り替えております。浴室の換気扇を ガス温水式→電気式 にしたことにより、給湯器を温水暖房対応品から温水暖房非対応品に変更しております。これもかなりの工事費用ダウンにつながっていますので、日を改めてアップしたいと思います。