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賃貸アパートのバランス型ふろがまを取り替えました!

今回は賃貸アパートに設置されているバランス型ふろがまの取り替え事例をご紹介いたします。

バランス型ふろがまとは、建物の外部から空気を取り込み、燃焼後の排気を屋外に排出するふろがまです。主に公営住宅や古い賃貸物件の浴室に設置されています。公営住宅によっては入居者にて設置し退去するときは外さなければならない場合もありますので、物件オーナー様だけでなく入居者様も仕組みを知っていると良いかと思います。

工事前(浴室内)

↓工事前(外)

外壁を貫通して、排気筒と呼ばれるえんとつが外に突き出ています。これも本体とともに取り替えます。

↓撤去~排気筒設置

↓本体設置~浴槽と接続

浴槽の中の、前後ナナメにある二つの穴は追い焚きをするためにあります。穴の距離は規格で決まっており、本体の追い焚き配管の位置とピッタリあうように作られています。

↓ガス・給水配管を接続して完了

今回設置した機器は…ノーリツ製バランス型ふろがま「GBSQ-622D」

作業時間は2時間ほどです。

今回は浴槽は交換しませんでしたが、浴槽も同時交換となるとプラスで1時間ほどかかります。

バランス型ふろがまにもいくつか種類があり、金額もさまざまです。大きく分けると3パターンで、機能が増えるほど金額が高くなります。

・追い焚きのみで、湯はり給湯管やシャワーが付いていないタイプ

・追い焚き・湯はり給湯管・シャワー がついているタイプ

・追い焚き・湯はり給湯管・シャワー以外にも、浴室以外の水栓(台所など)からもお湯が出るタイプ

また、号数も6.5号と8.5号があります。号数が大きいほど一度に作れるお湯の量が多いため、お風呂に早くお湯をためれますし、シャワーの出湯量も多くなります。号数が大きいほど製品の金額は高くなります。

また、今回は浴槽がきれいでしたので交換しませんでしたが、浴槽も10年~15年ぐらい使用しているとだいぶ汚れが目立ってくると思いますので、バランスふろがまの交換と同時に取替えを検討しても良いかもしれません。別々に交換するよりもセットで変えた方がお値打ちになります。

賃貸物件オーナー様に置かれましては、ふろがまが壊れる前でも、15年ぐらいで更新していくことで入居後の水回りトラブルを回避できます。また、水回りの清潔さは部屋付けに直結しますので、退去時にご自身の目で各設備を確認することをおススメします(^_^)

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