浴室シャワー水栓　まるっと交換 ＆ 部品交換

今回はシャワー水栓の取り替え事例をご紹介したいと思います。

ハンドルが空回りして水やお湯がでないため、何とかしてほしいとのご相談です。ハンドルの空回りやハンドル付け根部分からの水漏れは、部品の交換だけで直る可能性が高いのですが、今回は設置から20年を経過しており取り替えを希望されました。

ちなみに部品交換のみで直すパターンは後半でご紹介いたします。

①まるっと交換の場合

↓施工前

↓撤去後　シャワー水栓撤去後、新品を取り付けるネジ部分を掃除します。

↓施工後　

作業時間は30分

設置した商品は…LIXILクロマーレS

シャワーヘッドの背中についている切替ボタンで、水の出かたを変えられます。

写真にあるように、シルクミスト・パワーマッサージ・アクアスプレー　の3種類です。シャワーヘッドが大きいのですが、意外と軽いのが特徴です。

②部品交換のみで修理する場合

そして部品交換のみ行ったおうちの施工事例をご紹介します。

↓このシャワー切替えハンドルの中の部品を交換します。

↓カバーを外して白いプラスチックの部分を引っこ抜きます。とんでもなく硬いので、プライヤーとハンマーが必要です。

↓なんとか引っこ抜いた部品です。10年ぐらい使っているとこの黒いパッキンが摩耗してきたり、白い歯車の部分が擦れて空回りしたりします。この部品を取り替えれば、水漏れやハンドル空回りは直ることが多いです。

まとめ

部品交換の場合、まるっと新品に交換するのに比べると費用をずいぶん抑えられます。

ただ、10年以上使用していると、シャワーホースがカビてきたり、シャワーヘッドも古いタイプだったりするので、「このタイミングで少し良いものに変えてみよう」「美容に良いタイプに変えてみよう」といったお客さまもけっこういらっしゃいます。

まずはお好みのシャワーセットの金額を調べてから、修理費用と比較して検討されるのが良いかと思います(^_^)