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築40年の賃貸マンション 浴室リフォーム例
今回は、古い賃貸マンションの浴室リフォーム例を紹介したいと思います。
物件は築40年のコンクリート造マンションです。物件のオーナー様より、入居者さんが退去したタイミングで給湯器と浴槽を取り替えてほしいと相談がありました。
↓施工前
給湯器はホールインワンといって壁の中に埋め込まれているタイプです。市営住宅・公団・古いマンションなどに設置されています。
浴槽もかなり古く、またタイル壁もカビで黒ずんでいます。
↓ホールインワン給湯器の外部はこうなっています
上の写真は浴室の外(今回の現場はベランダ)です。銀色の箱のようなものは給排気トップといって、外の空気を吸い込み、燃焼後の排気を外に出す役割をしています。浴室内の空気を汚さないため、非常に安全な構造となっています。また、給湯器の大部分が外部にあることで、浴槽内を広く使うことができます。
↓施工中
浴槽と給湯器を撤去し、新しい給湯器と浴槽を設置します。また、今回はタイルにパネルを貼りました。
↓施工後
今回設置したホールインワン給湯器は、リンナイ製RUF-HA83SA-Eです。
浴槽が綺麗になったことで清潔感が増しました。また、タイルにパネルを貼ったことで、ずいぶん印象が良くなりました。水まわりが綺麗だと、お客様の案内時だけでなく不動産やさんのインターネットに載せる写真も栄えますので、空室対策にもつながると思います(^_^)
浴槽はいくつかのサイズがありますが、浴室扉から搬入できるサイズを選定しなければなりません。業者さんの現地調査時にしっかり寸法を測ってもらい、商品を提案してもらってください。
ホールインワン給湯器も、オートタイプ(自動保温)・フルオートタイプ(自動保温+自動足し湯)・給湯専用タイプといろいろありますので、コストと相談しながら最適な機種をお選びいただきたいです。