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お風呂においだき機能をつけました!
今回は、以前事務所として使用していた空家を、住宅仕様に改装したお宅のリフォーム例です。
事務所として使用している間は、浴室がなかったため給湯専用機を設置していました。給湯専用機とはその名の通り、蛇口からお湯が出るだけのシンプルな給湯器です。
このたび、住宅として使用することになったため、ユニットバスを設置することになりました。
家族構成は、ご夫婦と息子さんの3人暮らし。追い焚きも使いたいとのことで、20号追い焚き付きの給湯器を設置することになりました。
↓1日目 古い給湯器の撤去
かなり古い給湯専用機がついています。長期間空家だったためプロパンボンベも撤去されています。
2日目 新しい給湯器の設置・追い焚き配管
給湯器本体を設置しました。新しく設置されるユニットバスまで、追い焚きや自動湯はりをするための配管をしました。写真に写っている緑色の管がその配管です。おうちの床下を配管するため、基礎に穴をあけて配管を通しました。
↓最終日 プロパンボンベの設置・配管カバーの設置などの仕上げ
給湯器の各配管を繋いで、配管カバーを設置します。写真の奥に映っていますが、プロパンボンベを設置しました。今回のおうちはボンベ置き場が敷地の奥にあるため、大きなボンベを転がしてこれません。そのため小型ボンベを設置してあります。 ※プロパンボンベと給湯器は、安全上2m以上離さないといけません。
給湯リモコンを設置して、追い焚き配管を循環アダプターというお湯が出てくる銀色の金具につなぎます。実際にお湯はり試運転や水漏れ確認をして作業は完了です。
今回設置した器具は下記の通りです。
本体…ノーリツGT-C2062SAWX-2
配管カバー…ノーリツH67-K450-S
リモコン…ノーリツRC-J101Eマルチセット
給湯器を取り替えるだけの作業でしたら半日で完結しますが、今回のようにユニットバスの設置や取替えもあるとガス工事や水道工事の職人は…
①既設配管や既設器具の撤去
②ユニットバス設置前の事前配管
③ユニットバス設置後の配管接続
と最低3回は出張することになります。そのため給湯器の取替のみに比べて工事代がやや高くなります。
現場の場所や状況によって異なりますが、およそ+50,000円~100,000円ほど高くなるイメージです。
今回は戸建て住宅でしたが、お風呂の追い焚き機能追加は、追い焚きファミリー向けの賃貸アパート・借家などを所有されているオーナー様にもおススめです。強力に部屋付の力となってくれます。家賃も3~4千円上げられる可能性があるため、ぜひ頭の片隅に置いておいていただければと思います(^_^)